東京電力福島第一原子力発電所がある福島県の沿岸部・相双（そうそう）地域。この地域で事業を営んでいた中小企業に突如として襲いかかった東日本大震災とその後の原発事故。地震、津波の自然災害に加え、原発のメルトダウン、そして爆発。誰もが予想し得なかった事態が次々に発生します。そんな中で中小企業の経営者は、家族・社員・お客様・地域の住民の事を思い、必死に行動しました。 震災から１年を経て、福島県中小企業家同友会・相双地区の会員企業８５人による震災当時の状況や思い、さらにその後の復旧復興と企業の再建への歩みをまとめようと、記録集の発行に向けた動きがスタート、2013年2月に発行しました。 そしてこの度、多くの関係者からご支持いただき、より広くこの記録集を届けるべく、保存性や利便性、携帯性に優れる電子版としての発行に至りました。 中小企業家の気概と行動、さまざまな苦難に翻弄される中での中小企業経営者一人ひとりの思い、そして復興に向けてくじけずに奮闘する会員の姿などがリアルに刻まれています。 発行　福島県中小企業家同友会・相双地区

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