最新刊
北前船用心棒 赤穂ノ湊 犬侍見参
(2020/03/06)塩の浜を血に染めた犬侍の凄絶な立ち合い! 元禄14年春、播州赤穂に向け、摂津を出港する千石船があった。船の名は蓬莱丸、乗組員は素性の知れない面々ばかりで、白い柴犬を連れた千日前伊十郎と名乗る犬侍まで乗り込んでいる。生類憐みの令のもと、お犬様を手にかければ首が飛ぶ。打擲できない犬を従えた犬侍は最強の用心棒だった。 息が詰まるようなご時世に、将軍交代を望む声が出始める。候補は二人、紀伊國屋文左衛門が推す紀伊藩主綱教と大坂の豪商・三代目鴻池善右衛門がよしとする甲府藩主綱重だ。一方、伊十郎と二人、赤穂に先乗りした蓬莱丸の炊・権左は、次席家老・大野九郎兵衛に体よくあしらわれていたが、伊十郎の人柄に魅了された筆頭家老・大石内蔵助の妻りくのとりなしで、ようやく二家老の信頼を取り付ける。 胸襟を開いた大石によれば、松の廊下の刃傷事件の背後で糸を引いていたのは犬侍だという。塩受け取りの当日、潮が満ち始めた塩田の浜に甲斐犬を従えた犬侍・黒虎毛が立ち塞がる。身構える柴犬シロ。得意の石つぶてを握りしめる権左。ついに、伊十郎の龍王剣音無しの秘太刀が虚空に舞った。
この著者の作品17
17
小学館 (小説)の作品12
12
注目の新刊予報4
4
成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようです
(橋本 良太/時野 洋輔/ちり / KADOKAWA)成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようです 27(2025年06月23日)
次巻の発売日:9月23日ごろ
魔導具師ダリヤはうつむかない ~Dahliya Wilts No More~シリーズ
(住川惠/甘岸久弥/景/駒田ハチ / マッグガーデン)魔導具師ダリヤはうつむかない 〜Dahliya Wilts No More〜/ 8(2025年05月10日)
次巻の発売日:2026年4月10日ごろ
冒険者をクビになったので、錬金術師として出直します! ~辺境開拓? よし、俺に任せとけ!
(佐々木さざめき/おだやか/獅子唐/あれっくす / スクウェア・エニックス)冒険者をクビになったので、錬金術師として出直します! 〜辺境開拓? よし、俺に任せとけ! 11巻(2025年07月07日)
次巻の発売日:8月6日
チェンソーマン
(藤本タツキ / 集英社)チェンソーマン 21(2025年07月04日)
次巻の発売日:11月4日 ~ 2027年2月4日
人気の作品8
8